こんばんは、最近100円ショップで購入したものはビニール傘だと気づいた紅の鹿です。

急に雨が降ってきて傘を持っていないときには重宝しますよね。コンビニよりも安いですし。



さて、本日は、一昨日の金曜日に株式を新規購入した100円ショップ業界売上高第2位のセリアについて分析していきます。


それでは最初にセリアの簡単な紹介から。

セリアは、関東、中部地方を中心に100円ショップを全国展開しています。店舗数は約1,170店(2014年3月末時点)。デザイン性を重視したオシャレ業態「Color the days」を展開し、競合他社との差別化を図っています。

5期連続して最高益を更新中で、今期は6期連続最高益更新を見込んでいます。


1987年設立。2004年12月にジャスダックに上場しました。

過去3年の株価チャートは次のようになっています。

2014-06-21-22-19-03


現在の株価(6月20日終値)は4,615円。(時価総額は約1,750億円)

2014年3月期実績のEPSは163.4円。6月20日終値換算のPERは28.24。
2015年3月期会社予想のEPSは171.4円、6月20日終値換算の予想PERは26.92。

PERを見るかぎり、ハッキリ言って割高ですね。

店舗名と会社名が同じ小売業で世間的な認知度が高いにもかかわらず、株主はわずか1,893人という不人気な会社です(笑)

フォローしている個人投資家さんのTwitter、ブログでも保有しているのを見かけないですし。
割高なのが個人投資家から敬遠されている理由なのかなぁ。
株主優待を新設したらもう少し人気が出るんでしょうけど。



それでは詳しく分析していこう・・・と思いましたが、よくよく考えてみると、セリアは東証ジャスダック市場の中でガンホー、日本マクドナルドに次いで第3位の時価総額を持つジャスダックを代表する会社のため、証券会社やアナリストによる銘柄分析レポートが巷に溢れかえっています。

よって、詳細な分析は止めて、紅の鹿がセリアを購入しようと思った主な理由を箇条書きすることにします。※手抜きしたいだけだろ!っていうご指摘は甘んじて受け入れます(汗)



〔購入理由〕

セリアの過去5年間の株価上昇率が素晴らしすぎるから。以上。終わり。

 《株価推移と株価増減率》
 2009年6月20日: 170円
 2010年6月20日: 308円 (前年同日比+81.2%
 2011年6月20日: 553円 (前年同日比+79.5%
 2012年6月20日: 1,228円 (前年同日比+122.1%
 2013年6月20日: 2,768円 (前年同日比+125.4%
 2014年6月20日: 4,615円 (前年同日比+66.7%
 2015年6月20日: ????円

これからの1年で、過去5年と同程度の上昇率が期待できるとしたら、株価は最低でも60%以上上昇します。

ということで、とりあえず高PERなんて気にせず、今すぐ買って1年間放置しておけば良いでしょう!(爆)




・・・閑話休題。



さすがに上記の理由では無責任すぎますね・・・

そうそう、セリア(Seria)とは、イタリア語で「まじめな」という意味なんですよ。
会社名にあやかって、もう少しまじめに書きます(笑)



〔購入理由〕

(1) 2016年3月期から年間200店ペースで新規出店開始

同社は、これまでは商業施設(大型ショッピングモール、ショッピングセンター、ファッションビル、ディベロッパー)からの旺盛な出店要請に積極的に対応せず手堅い出店をおこなっていましたが、一昨年9月に導入した新POS・発注システムが安定稼働し、商品管理・人員配置などの効率性向上等の既存店の運営体制の強化が進み、また毎期利益を積み重ね財務体質が順調に改善したことから、今後は新規出店ペースを引き上げてシェア拡大を目指しています。

過去の新規出店数の推移は、63店(2012年3月期)→69店(2013年3月期)→97店(2014年3月期)となっていて、今期は110店(2015年3月期)を計画しています。そして、来期は今期のほぼ倍増となる200店舗の新規出店を計画。さらなる業績拡大が期待できそうです。

なお、業界第1位のダイソーの売上高は3,500億円を超えており、売上高1,100億円のセリアの成長余地はまだまだ大きく残っています。日本中で「100円ショップならセリア」(=ダイソー超え。業界第1位。)と言われるようになることが目標とのことです。


(2) 営業利益率9.3%の高収益経営

同社の売上高営業利益率は、同業他社(キャンドゥ、ワッツ)や日用品を扱う小売業者と比べて際立って高いです。
また、運営体制の強化が功を奏し、同社の営業利益率は毎期改善しています。

 ※営業利益率推移
  8.2%(2012年3月期)→8.5%(2013年3月期)→9.3%(2014年3月期)

円高、原材料高、原油高、人件費増などのコスト増加要因が多い経営環境の中、この数字は立派ですね。

なお、セリアは「JPX日経400」の構成銘柄に数少ない新興市場株として選定されるなど、高ROE銘柄としても注目を浴びています。


(3) 既存店売上高が好調

同業他社(キャンドゥ、ワッツ)が消費税増税の駆け込み需要の反動で、4月の既存店売上高前年同月比が100%割れと苦戦するなか、セリアは102.1%と好調な売上を記録し、5月も104.1%となるなど13か月連続で前年同月比増となっています。

ちなみに今期の会社業績予想の前提では、既存店売上高は前年比99.7%計画のため、4~5月は計画を上ブレして推移しています。




長くなりましたが、そろそろまとめに入ります。


現在のセリアの株は、割高(高PER)というネガティブ材料はありますが、
新規出店ペースの拡大、営業利益率改善、既存店売上高前年同月比増という3本の矢により今後も確実に業績が伸びていく会社といえるでしょう。

ただし、派手さはないし(むしろ地味)、時価総額は大きいし、投信・機関投資家の売買状況に左右される株なので、保有していても面白味に欠けます。それなら買うなよって話ですが・・・(苦笑)



「今、セリアは買いどきか否か!?」

答え合わせは1年後に。

なお、くれぐれも株式投資は自己責任でお願いします。

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