紅の鹿の日記

金と女と自由と名声を手に入れられる飛行艇乗りになるために、飛行艇購入資金・操縦訓練費用・当面の生活費として資産2億円を目指す奮闘記です。「株式投資をしない鹿は、ただの鹿だ」

2016年07月

トリドールの6月度の月次売上高を振り返る

5日にトリドールが6月度の月次売上高実績を発表しました。
※詳細はこちら↓
http://www.toridoll.com/ir/finance/report.php


・全店売上高は前年同月比109.2%、既存店売上高は前年同月比108.7%


先月11日の当記事「トリドールの株式は買いどきか否か!?」の中で、”6月の既存店売上高+10.0%超えはほぼ確実であると考えます。”と書きましたが、記事を書いた後に発生した食中毒がネガティブ材料となって、残念ながら+10.0%超えはならず・・・

食中毒発生により客数減につながったことおよび期間限定の高価格帯メニューの「麦とろ牛ぶっかけうどん」の販売が全店で休止になり客単価が伸びなかったことが大きく影響して、紅の鹿予想が外れてしまいました。


けれども、食中毒発生があったにもかかわらず、まずまずの月次売上高を記録したことが好感されたのか、月次売上高発表後に株価は年初来高値を更新するなど堅調に推移していますので、ほっと一安心というところでしょうか。

「麦とろ牛ぶっかけうどん」の販売休止によって期間限定メニューが空席となっていますので、新しい期間限定メニューの登場が待たれます。

一歩先を行く投資術(業績連動型有償ストック・オプション編)

こんにちは、紅の鹿です。

本日は、「一歩先を行く投資術」という題目で、株式投資初心者向けに、知っていたらちょっと役立つ投資術をお届けします。なお、このシリーズは1記事完結(読み切り)で不定期更新になります。

今回は、2014年7月以来、約2年ぶりとなるシリーズ第3回目です。

それでは、業績連動型有償ストック・オプション編のスタートです。




〔第3回: 業績連動型有償ストック・オプション編〕


会社の長期的な業績拡大および企業価値の増大を目指すにあたり、会社で働く取締役および従業員の意欲・士気を向上させ、また経営参画に対する意識を高めることを目的に、取締役および従業員に対して有償にて新株予約権(有償ストック・オプション)が発行されるときがあります。

この有償ストック・オプションの中で、取締役および従業員が有償ストック・オプションを行使できる条件に業績目標を設定したものを、業績連動型有償ストック・オプションと呼びます。


ひとつ例を挙げます。

先月24日にパートナーエージェントが発表した業績連動型有償ストック・オプションを行使できる条件(※業績目標)は、次のとおりです。

平成29年3月期から平成31年3月期の3事業年度における各期の営業利益を合計した額が、
(a) 20億円を超過した場合→50%行使できる
(b) 22億円を超過した場合→100%行使できる


※同社の業績連動型有償ストック・オプションの詳細を知りたい方は下記をご参照ください。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1375090



パートナーエージェントの平成29年3月期の営業利益(会社予想)は4.86億円です。
例えば、平成30年3月期の営業利益が平成29年3月期比+20%成長すると仮定すると、平成30年3月期の営業利益(推定)は5.83億円になります。

したがって、平成29年3月期の営業利益が会社予想どおりの4.86億円で着地、平成30年3月期の営業利益が平成29年3月期比+20%成長の5.83億円で着地すると仮定すると、平成31年3月期の営業利益が9.31億円を超過した場合に3事業年度合計の営業利益が20億円を超過することになり、上記(a)の条件を達成します。

同様に平成31年3月期の営業利益が11.31億円を超過した場合に3事業年度合計の営業利益が22億円を超過することになり、上記(b)の条件を達成します。



最近は、中期経営計画を公表する会社が増えてきました。
中期経営計画の内容をチェックして、投資する際の判断材料にしている個人投資家の方は多いと思われます。

しかしながら、上記の事例であげたパートナーエージェントは中期経営計画を公表していません。

けれども、上記の業績連動型有償ストック・オプションを行使できる条件をチェックすることによって、中期経営計画の一部として置き換えることができます

また、業績連動型有償ストック・オプションは、業績目標達成時に取締役および従業員にストック・オプションという形で金銭的な恩恵がもたらされることから、達成できる可能性がそこそこ高い数字になっていると考えられます。
なぜなら、はじめから達成が困難な条件であれば、取締役および従業員の意欲が高まることはなく、ストック・オプションを発行する意味がないからです。
(大風呂敷を広げることができる中期経営計画よりも業績連動型有償ストック・オプションの方が数字の信頼度は高いといえるのではないでしょうか。)


よって、上記のパートナーエージェントの場合は、ストック・オプションを100%行使することができる3事業年度合計の営業利益22億円超過が現実的な業績計画といえるでしょう。


・パートナーエージェントの中期経営計画(=業績連動型有償ストック・オプション100%行使の条件)

平成29年3月期 営業利益(会社予想): 4.86億円
平成30年3月期 営業利益(推定): 5.83億円
平成31年3月期 営業利益(推定): 11.31億円
※3事業年度の営業利益合計は22億円(計算式: 4.86+5.83+11.31)



少し蛇足にはなりますが、先月4日の当記事「パートナーエージェントの株式は買いどきか否か!?」の中で、紅の鹿推定のパートナーエージェントの平成31年3月期の経常利益は11.07億円と書きました。
※パートナーエージェントは営業利益と経常利益の額がほとんど同じであるため、紅の鹿推定の営業利益は経常利益と同額です。

(平成31年3月期の営業利益予想)
・業績連動型有償ストック・オプション100%行使の条件: 11.31億円
・銘柄分析記事「買いどきか否か!?」紅の鹿推定: 11.07億円

したがって、「買いどきか否か!?」紅の鹿推定は、まんざらでもないですね。




(総括)

業績連動型有償ストック・オプションを行使できる条件を確認することによって、中期経営計画の一部として置き換えることができます。

そこで、日頃から業績連動型有償ストック・オプションの行使の条件を確認する習慣をつける。

それが、一歩先を行く投資術です。

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自己紹介
紅の鹿。個人投資家。
スタジオジブリの映画「紅の豚」をこよなく愛する。

2005年に株式投資を開始しました。
2013年11月23日にlivedoorブログ「紅の鹿の日記」を開設。

2014年4月11日~2015年4月10日の1年間、「下落相場に強く、好業績が見込める企業に投資する」(※具体的には、以下の投資基準の両方または片方に適合する企業に投資する)という投資方針に基づいて株式投資を行い、1年間のパフォーマンスが+100%超えを記録しました。
・投資基準1:「2014年4月11日の株価が2014年1月1日より上昇している」かつ「今期、過去最高益を見込んでいる」企業に投資する
・投資基準2:「日経平均株価が急落した2014年10月1日~16日までの期間に株価が上昇している」かつ「好業績が見込める」企業に投資する

2014年10月29日から信用取引を開始。
2015年4~5月には、FPG株への投資で失敗。信用取引を封印。

2015年5月22日にlivedoorブログ「紅の鹿投信」を立ち上げ。

2015年7月24日に信用取引を解禁して、地方の食品スーパー5社へ集中投資を行う。

2015年8月24日に、数日前に公募増資を発表していたノジマの株式を買い増しするために食品スーパー5社の株式を売却。8月26日にノジマの公募増資の中止が決定。

2015年10月1日にlivedoorブログ「紅の鹿投信」を「紅の鹿の日記」へ移管・統合。

2015年10月からファンダ個別株投資・ベアETFヘッジ法(※ファンダメンタルズ分析に基づいて個別株を購入したときに、個別株を購入した金額と同額のベアETFも購入する投資手法)を実行に移す。高配当利回り株投資法、決算跨ぎ空売り投資法、アノマリー投資法なども実行に移す。

2015年12月に億り人(=株式投資で1億円を稼いだ個人投資家)になる。

2016年1月から個別株ショート(空売り)の勉強および実践に注力する。

2016年2月下旬から外国株式の高配当利回り株投資(配当貴族投資など)を実行する。
2016年3月末から配当成長株投資を本格化。

2016年6月に配当成長株投資を中止。ファンダ個別株投資に再び資金を集中させる。
年始からの複数のしくじり投資により、2016年8月に資産が8,000万円まで落ち込む。

2016年11月、投資資産1億円に回復(※パートナーエージェント、ゲンキーのおかげ)。
2016年12月31日、株式投資資産額1.07億円。

2017年の投資方針は「優位性がある投資手法」。具体的には、時間軸は、短期ではなく、12か月以上の中長期。株式銘柄選別は、テーマ株ではなく、小売・外食・サービス株または増配が期待できる高配当利回り株。
 ※当ブログはリンクフリーです。
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 ※株式投資は自己責任でお願いします。

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