本日引け後にアパレルチェーンのハニーズホールディングス(以下、ハニーズとする。)が2019年5月期業績予想の上方修正を発表しました。

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当ブログの今月4日の記事の中で、会社発表の営業利益計画3,400百万円は非常に保守的で、4つの営業利益の上振れ要因から今後の大幅上振れ着地が確実であると書きました。
そして、僕の推定として、ハニーズの2019年5月期の営業利益は4,278~4,678百万円になると書きました。

そして、本日引け後に会社が発表した営業利益は4,525百万円でした。
よって、僕の推定どおりの結果となりました。

今回の業績上方修正によりEPSは73.6円から114.1円へ増加
EPSの増加に伴い、PERは14.3倍から9.2倍へ。
PERは一桁台になりました。

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また、今回の上方修正は、まだ通過点に過ぎません。

当ブログの今月4日の記事の中で書いたように、
2019年5月期の中国事業の営業利益は▲400百万円の赤字計画でした。
しかしながら、2019年5月期中に中国からの撤退が完了して、2020年5月期には赤字がなくなります。
つまり、2020年5月期は営業利益400百万円がまるまる上乗せされることになります。

中国事業以外の事業が2019年5月期並みという前提の場合、2020年5月期の営業利益は、2019年5月期の営業利益4,525百万円に+400百万円加算した数字になります。
(※実際には中国事業以外の事業が増益計画になると予想していますが、今回は保守的に2019年5月期並みとしました。)

よって、2020年5月期の営業利益は4,925百万円になると推定できます。
同様に2020年5月期のEPSは124円になると推定できます。

現在の株価は1,054円のため、2020年5月期(推定)PERは8.5倍になります。

同業のアパレルチェーンとの比較から最低でもPER10.0倍の評価を受けることができると考えます。
よって、ハニーズの目標株価の下限は1,240円とします。
(※計算式: 2020年5月期推定EPS124円×PER10.0倍=1,240円)  

なお、目標株価の上限は、後述する中期経営計画および株主還元(強化)の内容を確認してから決めたいと考えていますので、現時点では未定です。
1,400円になるのか、それとも1,500円になるのか・・・すべてはその内容次第です。


また、ハニーズは中国事業からの撤退により、2020年5月期から新たな中期経営計画を実行に移す予定となっています。
来月9日の2019年5月期本決算発表時に、新たな中期経営計画が発表されるでしょう。

さらに、本日引け後に上方修正と同時に10円の増配が発表されました。
ハニーズは長い間、配当金の据え置きが続いていましたので、今回の増配は経営陣の株主還元強化の意欲の表れといえるでしょう。
ハニーズは無借金、好財務の会社です。
2020年5月期からは中国事業への投資(=赤字)がなくなり資金に余裕が生まれるため、来月9日の決算発表時にさらなる増配や自社株買いなど株主還元の強化が発表されるかもしれません。

まずは、来月9日の本決算発表を楽しみに待ちましょう。