日経平均株価が伸び悩む中、日本株式市場において配当利回りが5.0%を超える高配当利回り株が増えてきました。

しかしながら、高配当利回りだからという理由だけで株式を購入してしまうと、その後に減配が発表されて、受け取る配当金が減って配当利回りが下がって、さらに株価が下がって含み損を抱えるというダブルパンチを喰らってしまう可能性があります。

日産自動車がその典型例です。

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先月までは配当利回りが6.0%を超えていましたが、今月の本決算で減配を発表して配当利回りは5.19%まで下がり、株価は▲10%を超える大幅な下落となりました。

それでは、日産自動車と同じ目に遭わないようにするためには、どうしたらよいのでしょうか。

答えは、簡単です。
日産自動車と真逆の企業の株を買えば良いのです。

つまり、買ったあとに増配が発表されて、受け取る配当金が増えて配当利回りが上がって、さらに配当利回りが上がったことによってその株を買いたい投資家が増えて株価が上がり、値上がり益も得られるという、配当金の増加と値上がり益の両取りを狙う方法です。

そのためには、買ったあとに増配が濃厚な高配当利回り株を探す必要があります。

そのひとつが、淺沼組です。

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淺沼組の配当利回りは、6.08%です(※2019年5月20日現在)。
非常に高い配当利回りですね。
しかしながら、高い配当利回りにつられて株を買った場合に、日産自動車のように減配が発表されてしまうと損失を抱えてしまうことになります。
よって、今後、日産自動車のように減配の可能性があるのか、それとも今後も増配が期待できるのかを正しく調べる必要があります。

ここで注目してほしいのは、淺沼組が今月10日に発表した中期3か年の株主還元計画です。
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淺沼組の今期(2019年度)の配当金(計画)は、上記の中期3か年計画どおり、1株あたり208円です。(配当性向40%以上)

そして、来期(2020年度)の配当金(計画)は、上記の中期3か年計画では、1株あたり292円です。(配当性向50%以上)

今期40%の配当性向を、来期に+10ポイントとなる50%以上に引き上げることによって増配となる計画です。

3か年中期計画どおりに配当金が引き上げられた場合、配当利回りは8.53%になります。(※計算式:配当292円÷株価3,420円×100%=8.53%)

8.53%は極めて高い配当利回りであるため、増配が発表されて、受け取る配当金が292円に増えて配当利回りが上がって、さらに配当利回りが上がったことによってその株を買いたい投資家が増えて株価が上がり、値上がり益も得られるという、配当金の増加と値上がり益の両取りを狙うことができます。

例えば、淺沼組の配当利回りが8.53%から現時点と同水準である6.08%になるときの淺沼組の株価は4,800円です。
よって、目標株価4,800円。
現在の淺沼組の株価は3,420円のため、株価の上昇余地は+40.3%あります。

よって、配当利回りが同水準になるまで淺沼組の株式を保有していれば、+40.3%の値上がり益が期待できます。

増配で受け取る配当金が増えて、さらに値上がり益まで得られます。
また、今後、日本の株式市場が大きく下落した(例えば、日経平均株価が20,000円を割り込む)としても、高い配当利回りが株価を下支えする効果があります。

来期に増配濃厚な高配当利回り株に投資することで、配当金の増加と値上がり益の両取りを狙うローリスク・ミドルリターンの投資手法です。