月次売上が好調な会社の株価は右肩上がり、前年割れが続く会社の株価は右肩下がり。

その典型例が、外食チェーンの幸楽苑ホールディングスとペッパーフードサービスです。

・幸楽苑ホールディングス
kouraku

・ペッパーフードサービス
pepper


月次売上が好調なだけではなく、月次売上が伸びることで売上高と利益が伸びることによって、株価が持続的に上昇します。

アパレルチェーンであれば、ワークマンやアダストリアなどが代表例です。

・ワークマン
workman

・アダストリア
ada

最近は、この傾向に拍車がかかってきたのではないかと感じています。

その理由のひとつが、AI自動売買プログラムです。

AI自動売買プログラムが既存店売上プラスをポジティブ材料視することで、その企業の株式を買う。
それにとって株価チャートが上向きます。
そして、1か月ごとに発表される月次売上が堅調に推移していれば、次第に株価チャートが右肩上がりになってきます。
そうなると、次にテクニカル分析で買いサインが発生しやすくなり、テクニカル分析投資家が株式を買うことになります。

その一方、既存店売上マイナスをネガティブ材料視することで、この企業の株式を売却または空売りする。
それによって株価チャートが下向きます。
そして、1か月ごとに発表される月次売上が前年割れで推移していれば、次第に株価チャートが右肩下がりになってきます。
そうなると、次にテクニカル分析で売りサインが発生しやすくなり、テクニカル分析投資家が株式を売ることになります。
また、チャートが崩れるとファンダメンタルズ分析投資家でも買いを控える傾向が見られるため、買い手が少数になってしまいます。

最近は、ファンダ重視の個人投資家の中でもチャートが崩れている、右肩下がりの会社の株価はファンダが良好でも買わないという人が増えてきているのような気がしています。

それが、業績好調にもかかわらず月次売上が悪化しているペッパーフードサービスの株価が右肩下がりとなっている理由のひとつではないかと考えています。



月次売上が好調な会社の株価は右肩上がり、前年割れが続く会社の株価は右肩下がり。
株式市場にAIが出現した今、この流れに逆らうことは賢いといえないのかもしれません。

そうであれば、柔らかい頭を持って、考え方を変えて、この時流に乗るしかないわけです。
考え方を変えることで新たに投資アイディアが浮かんできます。

例えば、4月と5月は平成から令和への改元に伴う祝賀ムードやセール、10連休によって消費者の財布のひもが緩くなり、小売店に特需が発生します。

そのため、小売チェーンの4月と5月の月次売上高は好調に推移することが予想されます。

すでに3月の月次既存店売上が好調だったワークマン(+14.1%)、アダストリア(+8.2%)、ハニーズ(+7.3%)、ナルミヤ(+4.6%)、ファーストリテイリング※国内ユニクロ(+4.5%)、バロックジャパン(+4.2%)などは、これから4月、5月と2か月連続で好調な月次売上になることが濃厚です。

すでに3月までの好調な月次売上を背景に上記のアパレル各社の株価は、上向き傾向にあります。
これから4月、5月と月次売上が堅調に推移すると、AI自動売買プログラムが好調な月次をポジティブ材料視することで、さらに株価チャートが上向くでしょう。
そして、自然と株価チャートは右肩上がりになり、テクニカル分析で買いサインが発生しやすくなり、テクニカル分析投資家の参戦がさらに株式を押し上げることになるでしょう。

また、業績面においても、上記のアパレル各社の2019年3月~5月の四半期決算(※決算発表月は6月)では、3月~5月の月次売上が好調に推移することで、売上と利益共に好調な着地となるはずです。


以上になりますが、月次売上とAI自動売買プログラムと株価チャートの関係性から、これから3か月の有望な投資先(セクター)は、月次売上が好調なアパレルという投資アイデアが生まれました。


最後になりますが、外食チェーンについても同様ですが、外食はキャパ(席数)に上限があるため、キャパの上限がない小売チェーンのほうがより一層恩恵を受けられます。待ち時間が大きくなると敬遠されますからね。