3か月前の12月16日に当ブログ記事で取り上げたマネジメントソリューションズ(MSOL)が本日引け後に2019年10月期第1四半期決算(1Q)を発表しました。

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通期計画に対する進捗率は悪いのですが、もともと下期偏重のため気にする必要はありません。
むしろ、1Qでは売上高、営業利益が会社計画を上振れて着地していて好調です。
前期と同様に今期も、今後の業績上方修正に期待がもてる内容となっています。

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また同時に、東証1部へ昇格する準備として立会外分売を実施すると発表しています。

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立会外分売の発表は、需給の悪化懸念から株価下落につながると思っている人がいるかもしれませんが、僕は立会外分売には株価への影響に対して”良い”ものと”悪い”ものがあると考えています。

今回のマネジメントソリューションズが発表したのは、”良い”立会外分売です。
その理由が次の2つです。
(1) 東証1部昇格に向けての立会外分売であること。
(2) 買付顧客1人につき100 株(売買単位:100 株)のみの購入に制限されていること。

東証1部昇格を目指すことはポジティブなことです。
また、立会外分売の申し込みが100株のみに制限されている場合、立会外分売の申し込みで当選する可能性が低く、また当選しても100株のみのため需給に与える影響が小さいと考えています。

これが例えば、下記の東京個別指導学院のように、(1) 東証1部昇格を目指すものではなく、(2) 買付顧客1人につき10,000 株という枚数の多い申し込みができる、
場合は需給に与える影響が大きくなり、株価は下落する可能性が非常に高くなります。

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よって、東京個別指導学院の立会外分売は、”悪い”立会外分売であると考えます。


そのほかの注目点としては、
1Qでプロジェクトマネジメント実行支援の経験者を22名も採用しているということです。

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今期は70名採用予定のため、人材確保がすこぶる順調に進んでいるようです。

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今は稼働率97%(※昨年実績)とほぼフル稼働のため、人が採用できていれば何も心配はありません。
前倒しで人を確保するとそのぶん人件費が先行しますが、それでも1Qの営業利益は会社計画を上ぶれしています。
マネジメントソリューションズに投資するにあたっての一番の懸念材料は人材確保といっても言い過ぎではないと思っていますので、採用が前倒しで進んでいることは好材料だと考えます。


最後になりますが、今回の1Q決算の所感を簡潔にまとめますと、

進捗率重視の決算跨ぎの人からしたら進捗率が悪い見栄えなので、明日はいったん売られるかもしれません。
しかしながら、実際には1Qは売上高・営業利益ともに会社計画を上ブレして着地していて好調であり、人材獲得も順調に進んでいます
また、東証1部昇格を目指していることがはっきりと見えてきました。
よって、明日売る理由は何も見当たりません。

売上高200億円の達成に向けて、好スタートを切ったといえるでしょう。

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