昨晩の記事の続きです。

いつ、どのような投資手法に基づいて株式の売買をしたのか、そしてその結果、いくらの利益または損失となったのかを記録する。
それをひたすら欠かすことなく続けていくことによって、自分に合った自分だけのオリジナルの優位性がある投資手法を見つけることが可能になると書きました。

取引記録はノートに手書きする、Excel(表計算ソフト)に入力するなどどんなものでもかまいません。自分のやりやすい方法、続けやすいものがいいですね。
ちなみに僕はExcelに入力しています。

ところで、取引記録はログイン後の証券会社サイトの「取引履歴」項目をクリックすると見ることができる、さらにCVSデータとしてダウンロードもできるので、わざわざ時間をかけてノートに手書きしたり、Excelに入力する必要はないと考える人がいるかもしれせん。
マウスを数回クリックするだけで、過去3か月や過去1年の「取引履歴」がすべてわかる。簡単、早い、手間いらず。
ノートに手書きしたり、Excelに入力するのは時間の無駄である、と。

しかしながら、証券会社サイトの「取引履歴」には、重要な項目が抜け落ちています。

それは、投資手法名称です。
売買日、銘柄名、株数、買い(ロング)か売り(ショート)か、購入単価(株価)、損益の項目は「取引履歴」に記録されていますが、投資手法名称は記録されていません。

「取引履歴」を見ただけでは、”どの投資手法に基づいて株式の売買をした”のかがわかりません。
昨晩の記事の中で書きましたが、どの投資手法に基づいて株式を売買したのかがわからなければ、優位性がある投資手法を見つけ出すことができません。

直近1週間の取引であればまだ記憶が鮮明かもしれません。また、取引の回数が極端に少ない時期であればそこそこの期間は記憶に残っているかもしれません。それでも、過去3か月のすべての取引、過去6か月のすべての取引となってくると、すべての取引において投資手法名称を覚えておくことは不可能に近いでしょう。
(なお、この一連の記事には、「負けない投資家」になるためには複数の優位性がある投資手法を見つけなければならない、という前提があります。ひとつの投資手法のみを使って株式投資を行っているので、投資手法名称を記録する必要がないという人は論外です。)

よって、わざわざ手間暇をかけてノートに手書きする、またはExcel(表計算ソフト)に入力する必要があるのです。

記憶が薄れてしまう前に、取引記録をつけおえるようにしましょう。