今年3月、ローリスク・ミドルリターンの投資手法である「東証2部新規上場初値買い投資法」についての記事を書きました。

※過去記事「東証2部新規上場初値買い投資法を実行に移す」はこちら↓
http://cervorosso.blog.jp/archives/1065057252.html


上記の記事では、過去3年分のデータですが、要望にお応えする形で過去10年(2007~2016年)のデータを順次公開しているところです。

昨日は、2015年の「東証2部新規上場初値買い投資法」について書きましたが、今回は2016年の「東証2部新規上場初値買い投資法」について書きます。


〔2016年〕

nibu2016

2016年に東証2部に新規上場した会社(※マザーズ、ジャスダック市場から東証2部へ市場変更した会社は含まない)は、全部で5社ありました。

その中で、本日までに東証1部指定承認のお知らせを発表した会社は、0社です。5社すべてが東証2部にとどまっています。この5社については東証1部指定承認のお知らせを発表するまで株価騰落率は確定せず現在進行中のため、現時点の株価(2017年5月1日終値)で株価騰落率を計算しています。

2016年は、原油安、中国や米国のさえない経済指標などが嫌気されて年始から2月中旬まで株価が下落基調をたどりました。また、6月下旬に英国の国民投票でEU離脱が決まり、一時的に株価が急落しました。
しかしながら、11月に米大統領選挙でトランプ氏の勝利が確定すると、その日の株価は大きく下落しましたが、その後はトランプ氏が掲げる財政拡大策、法人税減税策などへの期待感からリスクオンが進み、日経平均株価は12月末日に19,114円(※前年末比+0.4%)まで上昇しました。

そのため、2016年に東証2部に新規上場した5社を取り巻く状況はまずまず良いものでした。

マーキュリアインベストメントの株価が約3倍、中本パックスの株価が約2倍になるなど5社すべての株価が上昇しているため、2016年の「東証2部新規上場初値買い投資法」のパフォーマンスは、5社単純平均+80.3%となっています

なお、残り5社が東証1部指定承認のお知らせを発表した時点で、2016年の「東証2部新規上場初値買い投資法」のパフォーマンスが最終確定します。