先月、ローリスク・ミドルリターンの投資手法である「東証2部新規上場初値買い投資法」についての記事を書きました。

※過去記事「東証2部新規上場初値買い投資法を実行に移す」はこちら↓
http://cervorosso.blog.jp/archives/1065057252.html


上記の記事では、過去3年分のデータですが、要望にお応えする形で過去10年(2007~2016年)のデータを順次公開しているところです。

昨日は、2014年の「東証2部新規上場初値買い投資法」について書きましたが、今回は2015年の「東証2部新規上場初値買い投資法」について書きます。


〔2015年〕

nibu2015

2015年に東証2部に新規上場した会社(※マザーズ、ジャスダック市場から東証2部へ市場変更した会社は含まない)は、全部で9社ありました。

その中で、本日までに東証1部指定承認のお知らせを発表した会社は、ホクリヨウ、シーアールイー、冨士ダイス、土木管理総合試験所、ケイアイスター不動産、一蔵の6社です。この6社についてはお知らせ発表翌日の前場始値と上場初値を比較した株価騰落率をのせています。その一方、ラクト・ジャパン、JESCOホールディングス、ランドコンピュータは、まだ東証2部にとどまっています。この3社については東証1部指定承認のお知らせを発表するまで株価騰落率は確定せず現在進行中のため、現時点の株価(2017年4月28日終値)で株価騰落率を計算しています。

2015年は、1月にECB(欧州中央銀行)が3月からの量的緩和の導入を決定しました。また、米国経済の堅調によりドル円相場は一時125円台の円安ドル高水準を記録するなど円安が進み、日経平均株価は堅調に推移していました。
しかしながら、8月の中国人民元の予想外の切り下げをきっかけに中国景気への懸念が強まり、世界的に株価が急落しました。その後、10月以降にECBの追加緩和や米FRBの利上げ決定などにより株価は反発。12月末日の日経平均株価は19,033円(※前年末比+9.1%)まで上昇しました。

そのため、2015年に東証2部に新規上場した9社を取り巻く状況はまずまず良いものでした。

9社中6社の株価が上昇したことによって、2015年の「東証2部新規上場初値買い投資法」のパフォーマンスは、9社単純平均+33.7%となっています

なお、残り3社が東証1部指定承認のお知らせを発表した時点で、2014年の「東証2部新規上場初値買い投資法」のパフォーマンスが最終確定します。