先月、ローリスク・ミドルリターンの投資手法である「東証2部新規上場初値買い投資法」についての記事を書きました。

※過去記事「東証2部新規上場初値買い投資法を実行に移す」はこちら↓
http://cervorosso.blog.jp/archives/1065057252.html


上記の記事では、過去3年分のデータですが、要望にお応えする形で過去10年(2007~2016年)のデータを順次公開しているところです。

昨日は、2008年の「東証2部新規上場初値買い投資法」について書きましたが、今回は2009年の「東証2部新規上場初値買い投資法」について書きます。


〔2009年〕

nibu2009

2009年に東証2部に新規上場した会社(※マザーズ、ジャスダック市場から東証2部へ市場変更した会社は含まない)は、全部で5社ありました。

その中で、本日までに東証1部指定承認のお知らせを発表した会社は、大研医器、大幸薬品、ユニゾホールディングス、八洲電機、三菱総合研究所の5社すべてです。この5社についてはお知らせ発表翌日の前場始値と上場初値を比較した株価騰落率をのせています。

2009年は、前年に起きたリーマンショックによる世界金融危機の余波が続いていて、株式市場は低迷していました。3月には日経平均株価が終値で平成に入ってからの最安値を更新しました(7,054円)。
また、米クライスラーや米ゼネラルモーターズが経営破綻。さらに11月にはドバイ・ショック(ドバイ信用不安)により世界的に株式市場が急落するなど、株式市場を取り巻く状況は厳しいものでした。
そして、この年の9月に民主党政権(鳩山由紀夫内閣)が誕生しています。

そのため、2009年に東証2部に新規上場した直後は、上記5社を取り巻く環境は非常に厳しいものでした。

5社中3社の株価が下落しました(=2勝3敗)が、大幸薬品の株価が約2.3倍に上昇したことで、2009年の「東証2部新規上場初値買い投資法」のパフォーマンスは、5社単純平均+12.3%となっています

なお、2009年の「東証2部新規上場初値買い投資法」のパフォーマンスは、確定済です。