昨年9月3日に、当ブログにてローリスク・ミドルリターンの株式投資手法である「高配当利回り株の先取り投資法」のSRAホールディングスを取り上げてから、早いもので7か月が経過しました。

※過去記事「高配当利回り株の先取り投資法~東証1部上場、8か月後の配当利回り6.63%」はこちら↓
http://cervorosso.blog.jp/archives/1060750416.html


昨年9月に記事にしたときのSRAホールディングスの株価(2016年9月2日終値)は2,187円でした。
現在の株価(2017年4月10日終値)は2,981円まで上昇していて、7か月間で株価は+36.3%上昇しました。
良好な結果といえるのではないでしょうか。


そして、いよいよ来月のゴールデンウイーク明けにSRAホールディングスの本決算発表がやってきますが、一足早く高配当利回り株の先取り投資法を終了することになりました。

その理由は、本日発表された3月度の月次売上高です。
※詳細はこちら↓
http://www.sra-hd.co.jp/Portals/0/ir/ir-news/news/ir-news201703.pdf

残念ながら稼ぎどきの3月の売上高が失速してしまい、今期の業績未達(=売上未達、減収)が確実となってしまいました。

これまでに書いてきましたが、高配当利回り株の先取り投資法は、”東証1部上場の高配当利回りの会社の株式は、配当利回り4.0%の水準まで買われる(※配当性向100%以上または今期・来期の業績見通しが減収減益であるなど減配リスクが高い銘柄を除く)”という前提条件があります。

3月度の月次売上実績の結果、2017年3月期の業績が”減収”であることが決定的になったため、配当利回り4.0%の水準まで買われるという前提条件が崩れてしまいました。

この場合、2018年3月期業績予想が中期経営計画どおりの数値になったとしても、2017年3月期業績が未達となることで、高い目標を発表したのでは?大風呂敷を広げたのでは?と懐疑的な目を向けられることになり、配当利回り4.0%の水準までは買われずに、例えば4.5%前後の水準にとどまる可能性がでてきます。

もし、4.5%の水準までしか買われないとなれば、目標株価が当初の3,625円から3,220円に引き下がることになり、現在の2,981円という株価から上値はほとんどないことになってしまい、ローリスク・ミドルリターンではなく、ローリスク・ローリターンになります。

以上の結果、SRAホールディングスの高配当利回り株の先取り投資法は、7か月で+30%を超える収益を得ることができたという形でいったん終了とさせていただきます。

なお、今後、北朝鮮情勢リスク等によりリスクオフが進み、来月の決算発表までに株価が大きく下落した場合は、ローリスク・ローリターンからローリスク・ミドルリターンに戻りますが。