本日は、紅の鹿の2017年度の新しい試みである「東証2部新規上場初値買い投資法」について書きます。


「東証2部新規上場初値買い投資法」は、ローリスク・ミドルリターンの株式投資手法であると考えています。
また、ファンダメンタルズ分析やチャート分析の知識がなくてもできるため、間口は広いです。


「東証2部新規上場初値買い投資法」の具体的な手続きは、次のとおりです。

(1) 東証2部に新規上場するすべての会社の株式を上場初値で購入する
 (※マザーズ、ジャスダック市場から東証2部へ市場変更した会社は対象外)
(2) 東証1部指定承認のお知らせが会社から発表された日の翌日前場始値で株式を売却する
(3) 株式を購入するときの金額、会社毎に金額を変えるのではなく、ほぼ同じ金額(一定額)とする



以上の3点です。

ファンダメンタルズ分析やチャート分析の知識はまったく必要ありません。
非常にシンプルかつ誰でも簡単にできる投資手法です。


今回は、2017年に東証2部に新規上場するすべての会社の株式を一定額ずつ買うことから始めますが、この投資手法がローリスク・ミドルリターンの株式投資手法であると考える根拠は、過去3年の実績です。

そこでまずはじめに、「東証2部新規上場初値買い投資法」を2014年、2015年、2016年に実行に移していた場合のパフォーマンスをみてみましょう。

2014年からみていきます。

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2014年に東証2部に新規上場した会社(※マザーズ、ジャスダック市場から東証2部へ市場変更した会社は含まない)は、全部で10社ありました。

その中で、2017年3月22日現在までに東証1部指定承認のお知らせを発表した会社は、日本BS放送、丸和運輸機関、OATアグリオ、日本ビューホテル、ヤマシンフィルタ、大冷、綿半ホールディングスの7社です。この7社についてはお知らせ発表翌日の前場始値と上場初値を比較した株価騰落率をのせています。その一方、SFPダイニング、竹本容器、東京ボード工業は、まだ東証2部にとどまっています。これら3社については東証1部指定承認のお知らせを発表するまで株価騰落率は確定せず現在進行中のため、現時点の株価(2017年3月22日終値)で株価騰落率を計算しています。

その結果、2014年の「東証2部新規上場初値買い投資法」のパフォーマンスは、10社単純平均
+22.1%となっています

なお、残り3社が東証1部指定承認のお知らせを発表した時点で、2014年の「東証2部新規上場初値買い投資法」のパフォーマンスが最終確定します。


次に、2015年をみてみましょう。

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2015年に東証2部に新規上場した会社(※マザーズ、ジャスダック市場から東証2部へ市場変更した会社は含まない)は、全部で9社ありました。

その中で、2017年3月22日現在までに東証1部指定承認のお知らせを発表した会社は、ホクリヨウ、シーアールイー、土木管理総合試験所、ケイアイスター不動産、一蔵の5社です。この5社についてはお知らせ発表翌日の前場始値と上場初値を比較した株価騰落率をのせています。その一方、冨士ダイス、ラクト・ジャパン、JESCOホールディングス、ランドコンピュータは、まだ東証2部にとどまっています。これら4社については東証1部指定承認のお知らせを発表するまで株価騰落率は確定せず現在進行中のため、現時点の株価(2017年3月22日終値)で株価騰落率を計算しています。

その結果、2015年の「東証2部新規上場初値買い投資法」のパフォーマンスは、9社単純平均
+30.5%となっています

なお、残り4社が東証1部指定承認のお知らせを発表した時点で、2015年の「東証2部新規上場初値買い投資法」のパフォーマンスが最終確定します。


同様に、2016年もみてみましょう。


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2016年は、東証2部に新規上場した会社(※マザーズ、ジャスダック市場から東証2部へ市場変更した会社は含まない)は、5社と少なめでした。

しかしながら、パフォーマンスは非常に良好です。

5社すべてが東証1部指定承認のお知らせをまだ発表していませんが、現時点の2016年の「東証2部新規上場初値買い投資法」のパフォーマンスは、5社単純平均で
+83.2%となっています。



以上の過去実績により、

この投資手法は、ローリスク・ミドルリターンの株式投資手法である可能性が高いと考えました。
そこで、2017年から実際に実行に移すことに決めました。

2017年は、本日、東証2部に新規上場したフルテック(※証券コード:6546)が1社目です。

nibu2017

上場初値は1230円、本日終値は985円となり、上場初値から大きく株価が下がっていますが、上場後数日間は株価の値動きが荒くなる傾向がありますので、特に気にする必要はないでしょう。
フルテックが東証1部指定承認のお知らせを発表する翌日まで、まだまだ時間はあります。

また、過去2年の実績例をみていただければわかりますが、すべての会社の株価が上場初値から上昇するということではありません。上場初値より株価が低い会社もあります。

東証2部に新規上場するすべての会社に同金額で分散投資することによって、リスクを抑えつつミドルリターンを狙う投資手法となっていますので、その点はくれぐれも誤解なきようお願いします。
(※例えば、A社の株式を100万円分購入したら、B社、C社の株式も約100万円分購入する。A社は100万円、B社は200万円というように会社毎に購入金額を変えてはいけない。)

1年以上先には良い結果になっていることを信じて、2017年の「東証2部新規上場初値買い投資法」を続けていきます。これからが楽しみです。

なお、今後は当ブログにて定期的に2017年の「東証2部新規上場初値買い投資法」の進捗状況をお伝えしていく予定です。

最後に。
くれぐれも株式投資は自己責任でお願いします。

※更新履歴:2017年3月26日に一部加筆しました。