こんばんは、紅の鹿です。

2014年4月以降、ファンダメンタルズ分析及び今後の成長ストーリーに基づいた株式銘柄分析記事「買いどきか否か!?」をしばしば書いてきました。

昨日に今年1本目となるパートナーエージェントの記事を書きましたが、当ブログのコメント欄で感想をいただいたり、ツイッターでいいね!をいただけて素直に嬉しいです。

その一方、今年になってから当ブログの読者になられた方にとっては、「買いどきか否か!?」は馴染みのない記事であると思われます。


そこで今回は、これまで書いてきた「買いどきか否か!?」の全記事について少しだけ振り返ってみたいと思います。

また、分析記事を書いた後にそのままほったらかしているだけではもったいない、その後を追跡することで見えてくるものが何かあるかもしれません。
仕事でもそうですが、株式投資でもPDCAサイクルは大切だとつねづね思っています。


それでは分析記事の日付が古いものから順番にみていきましょう。
会社名の下にあるURLをクリックすると過去記事を読むことができるようにしました。

なお、下記の株価は分析記事を書いたあとに発表された株式分割を反映したものとなっています。
また、参考のために分析記事で取り上げた日から本日(2016年6月3日終値)までの株価の騰落率を計算しています。(以下、長文になります)



〔株式銘柄分析記事「買いどきか否か!?」シリーズ一覧〕


(1) 6080 M&Aキャピタルパートナーズ
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1001659580.html

・株価800円(2014年4月11日終値)
・株価2,066円(2016年6月3日終値)

⇒騰落率+158.3%

【目標株価】
・設定なし

【コメント】
記念すべき1回目の記事です。
この当時、当ブログの読者数は極めて少なく、この記事をリアルタイムでみた方はほとんどいないのではないでしょうか。「リアルタイムで見てたよ!」っていう方は古参のファン認定ですね!(笑)

この記事を書いたときは東証マザーズにIPOした直後でしたが、今では東証1部への市場変更を果たし、業績は順調に拡大しています。業績好調で株価は当時から約2.6倍になっています。




(2) 3053 ペッパーフードサービス
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1001928341.html

・株価649.33円(2014年4月18日終値)
・株価1,292円(2016年6月3日終値)
⇒騰落率
+99.0%

【目標株価】
・1,050円~1181.67円
達成

【コメント】
この記事を書いた時点では「いきなりステーキ」はまだ3店舗しかありませんでした。それから2年2か月後の現在では約90店舗にまで拡大。怒涛の出店ラッシュでしたね。

当時、紅の鹿のペッパーフードサービスへの思い入れは非常に強くて、上記の記事を書いた2か月後には早くも再分析記事
http://cervorosso.blog.jp/archives/1004132598.htmlまで書いています。

また、当時は立ち食いステーキに対する個人投資家の注目も高く、多くの個人投資家の方とブログやツイッターで交流するきっかけとなりました。

目標株価は1,050円~1,181.67円(※分析記事を書いたあとに発表された株式分割を反映済み)と設定していましたが、無事、目標株価を達成しました。

個人的に心残りなのは、「いきなりステーキ」のアメリカのニューヨーク出店が延期に次ぐ延期になっていることです。もともと、2014年夏にニューヨーク1号店を出店する計画でしたが、それから約2年が過ぎようとする今現在もまだ出店できていません。日本発の立ち食いステーキ店がアメリカでも通用するのかどうかをこの目で見届けたいです。



(3) 2222 寿スピリッツ
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1003838124.html

・株価741.33円(2014年5月30日終値)
・株価2,949円(2016年6月3日終値)

⇒騰落率+297.8%

【目標株価】
・設定なし

【コメント】
記事の中で、”訪日観光客関連銘柄でもありますので、東京オリンピックが開催される2020年まで長期保有するのも面白いかもしれませんね。”と書きましたが、ドンピシャでインバウンドブームの追い風がありました。

けれども、当社の強みはなんといってもユニクロと同じSPAです。
「食品業界のユニクロ」と言えば寿スピリッツですよ(笑)




(4) 2782 セリア
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1004830400.html

・株価4,615円(2014年6月20日終値)
・株価7,260円(2016年6月3日終値)
⇒騰落率
+57.3%

【目標株価】
・設定なし

【コメント】
デフレ銘柄&円高銘柄という性格上、インフレ期待の高まり&円安進行によって株価が軟調に推移した時期がありました。
そのような中でも、イタリア語で「まじめな」という意味のセリア(Seria)らしく、コツコツと真面目に業績拡大を続けています。その点が評価されたのか再び株価も上向いています。

新規出店ペースの拡大、利益率改善、既存店売上高前年同月比増という3本の矢により今後も確実に業績が伸びていく会社といえるでしょう。




(5) 3093 トレジャー・ファクトリー
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1005904161.html

・株価675円(2014年7月11日終値)
・株価1,138円(2016年6月3日終値)
⇒騰落率
+68.6%

【目標株価】
・設定なし

【コメント】
創業以来連続増収、12期連続増益を達成中の同社。記事を書いた後も着実に業績が拡大していますね。
いよいよ今年は店舗数100店舗の大台へ。リユース業界の競争激化がネガティブ材料。




(6) 3091 ブロンコビリー
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1006260494.html

・株価1,530円(2014年7月18日終値)
・株価3,035円(2016年6月3日終値)
⇒騰落率
+98.4%

【目標株価】
・設定なし

【コメント】
記事の中で、”
高くても良いものを求める消費者のニーズという追い風が吹き、豪州産牛肉の関税引き下げによる原材料仕入コスト低下という追い風も吹く中、これからも新規出店を主体とした成長ストーリーが続いていくブロンコビリーは、中長期保有するのに適した魅力的な会社(=投資先)であるといえるでしょう。”と書きましたが、まさにそのとおり。着実に業績が拡大しています。

2014年8月に不可解な公募増資がありましたが・・・この増資さえなければ100点満点の会社です(笑)




(7) 2340 極楽湯
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1007395355.html

・株価452円(2014年8月8日終値)
・株価534円(2016年6月3日終値)
⇒騰落率
+18.1%

【目標株価】
・設定なし

【コメント】
成長エンジンである中国極楽湯事業の多店舗展開の遅れが気になる極楽湯です。
直営店の出店だけでは出店速度アップに限度がありますので、早期のフランチャイズ出店がかかせません。

今夏開業予定の中国3号店(武漢店)に次ぐ4号店の出店計画発表が待たれますね。

2025年までに中国極楽湯を100店舗(直営店+フランチャイズ店の合計)開業するという目標が達成されるのであれば、株価の大化けが期待できるのですが・・・




(8) 2772 ゲンキー
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1007741858.html

・株価2,497.5円(2014年8月15日終値)
・株価3,650円(2016年6月3日終値)
⇒騰落率
+46.1%

【目標株価】
・6,238円
達成

【コメント】
2017年8月17日時点の目標株価6,238円は早々と2015年4月に達成しましたが、その後に利益の低迷により株価は下落して、現時点では目標株価を下回っています。

記事の中で書いた中期経営計画のときよりも新中型店の新規出店数を上方修正したことにより、新規出店に伴う費用が大きくなって利益面では苦戦しています。けれども、新中型店は好調に推移しているようなので、利益は後からついてくることになるのではないかと予想しています。
残り1年2か月で再び目標株価を上回る可能性は十分にありえるといえるでしょう。




(9) 3073 ダイヤモンドダイニング
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1009262684.html

・株価765.33円(2014年9月12日終値)
・株価988円(2016年6月3日終値)
⇒騰落率
+29.1%

【目標株価】
・1,505円
達成

【コメント】
2015年4月15日時点の目標株価1,505円は、すでに2015年1月に達成しました。

記事の中で、”「熱中屋」を主体とした高収益業態の積極出店が続
くことから、国内飲食事業については、2017年2月期までの成長ストーリーに揺るぎはないと考えています”と書きました。その一方、”海外事業については、成長ストーリーが描きにくいのが現状です”と書きました。

そして、現在、国内飲食事業の業績拡大は順調に進んでいるのですが、懸念材料であった海外事業が大きく足を引っ張る形になってしまっています。海外事業の建て直しが待たれます。




(10) 8202 ラオックス
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1013748905.html

・株価208円(2014年11月14日終値)
・株価220円(2015年12月18日終値)
⇒騰落率
+5.8%

【目標株価】
・設定なし

【コメント】
インバウンドの風に乗ったラオックス。
2015年7月に株価は約2.6倍となる546円まで上昇しました。

記事の中で、”ラオックスの業績は、新規国内店舗の出店、訪日外国人客(※特に中国人客)の増加、赤字事業である中国出店事業の縮小等によって、今後も拡大していくでしょう。”と書きましたが、紅の鹿の予想よりも圧倒的に早く、業績鈍化の兆しがあらわれ、株価は下落の道へ。

なお、上記の株価騰落率は新たにラオックスの空売り(ショート)の分析記事を書いた時点(2015年12月18日終値)基準にしています。



(11) 3660 アイスタイル
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1024867962.html

・株価218.25円(2015年4月20日終値)
・株価870円(2016年6月3日終値)
⇒騰落率
+298.6%

【目標株価】
・442.5円
達成

【コメント】
アイスタイルは今期2016年6月期の業績を売上高134.7億円、営業利益15.2億円と計画しており、第3四半期までの進捗度合をみるかぎり、記事の中で書いた中期経営計画(2016年6月期の売上高100億円、営業利益15億円)の達成はほぼ確実といえる状況になってきましたね。

記事の中で、紅の鹿の目標株価は、15か月後の2016年7月20日に+103%の上昇となる442.5円(※分析記事を書いたあとに発表された株式分割を反映済み)に設定しましたが、15か月後を待たずして目標株価を達成して、その後も株価は上昇しました。




(12) 3098 ココカラファイン
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1035907958.html

・株価4,650円(2015年7月31日終値)
・株価5,750円(2015年1月9日終値)
⇒騰落率
+23.7%

【目標株価】
・8,067円
⇒未達成

【コメント】
紅の鹿推定の業績予想はその後に発表された実績値とほとんど一致しました。しかしながら、売上高が3,000億円を超える、いわゆる大手ドラッグストアチェーンの平均PERが、当時の25.0強の水準から現在は15~25%の水準に引き下がったことが大きく影響して、目標株価8,067円は達成ならず。
しかしながら、時期は後ろにずれしてしまいますが、引き続き業績は堅調なため、これから8,067円を目指す可能性は残っています。



(13) 8202 ラオックス
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1047981666.html

・株価220円(2015年12月18日終値)
・株価99円(2016年6月3日終値)
⇒騰落率
+55.0%

【目標株価】
・110円
達成

【コメント】
シリーズ初となる空売り(ショート)記事です。
すでに一度、同社の記事は書いていましたが、同社を取り巻く環境が急激かつ大きく変わってきたと感じていたことから、続編として書くことに決めました。

月次売上高の鈍化がすべてを現していましたね。
目標株価110円はすでに4月6日に達成済みで、その後さらに株価は下がってついに二桁になっています。



(14) 6181 パートナーエージェント
※過去記事:http://cervorosso.blog.jp/archives/1058128293.html

・株価1,644円(2016年6月3日終値)
・株価1,644円(2016年6月3日終値)
⇒騰落率
+0.0%

【目標株価】
・4,740円

【コメント】
今から2年後の2018年5月末日時点で目標株価4,740円が達成されているのか、今から楽しみです。





<一覧表>

inaka20160603




<総評>

そもそも、紅の鹿は、通常、ファンダ分析と今後の成長ストーリー等を総合的に判断した結果、新しく株式銘柄を購入することにしていますが(※外国株の配当成長株、株主優待目的株等は除く)、その中でも特に分析内容に自信があり、かつ読み手にとってわかりやすく、そして楽しめる形になる会社だけを「買いどきか否か!?」で取り上げてきました。

今回、これまで書いてきた「買いどきか否か!?」の全記事を振り返ってみて、紅の鹿自身、新たにいろいろとたくさんのことに気付かされました。

ブログとして過去記事を簡単にさかのぼれる形で残しておくことは良いものですね。


また、上記の「買いどきか否か!?」の記事を読まれた方が、記事を通して何らかの気づきをえて、今後の株式投資に活かせるものを得られたのであればブログ管理人冥利につきます。