紅の鹿の日記

金と女と自由と名声を手に入れられる飛行艇乗りになるために、飛行艇購入資金・操縦訓練費用・当面の生活費として資産2億円を目指す奮闘記です。「株式投資をしない鹿は、ただの鹿だ」

高配当利回り株の先取り投資法~東証1部上場、8か月後の配当利回り6.63%~

ローリスク・ミドルリターンの株式投資手法である「高配当利回り株の先取り投資法」をご紹介します。


通常、高配当利回りの会社の株価は、ある一定水準の配当利回りにサヤ寄せします。

現在は1年前と比べて高配当利回りの銘柄が増えていますが、東証1部上場の高配当利回りの会社の株式は、配当利回り4.5%の水準まで買われています。
(※配当性向100%以上または今期・来期の業績見通しが減収減益であるなど減配リスクが高い銘柄を除く)


そのため、今後、増配によって配当利回りが4.5%を大きく超えると予想される会社の株式を事前に購入しておき、増配が発表された後に配当利回り4.5%の水準にサヤ寄せする形で株価が上昇したときに株式を売却してキャピタルゲインを得ることができます。

まさに「高配当利回り株の先取り投資法」ですね!!



今回紹介する株式銘柄は、SRAホールディングス(※銘柄コード:3817)です。

高配当利回り株の先取り投資法では、配当金と配当利回りに着目します。
ファンダメンタルズ分析は二の次です。

SRAホールディングスは、昨年6月に下記の中期経営計画(2016年3月期~2018年3月期)を発表済みです。

中期経営計画の最終年度となる2018年3月期目標は次のとおりです。
・売上高: 40,000百万円 
・営業利益: 5,000百万円
・営業利益率: 12.5%
・経常利益: 5,000百万円
・当期純利益: 3,500百万円
・EPS: 290.83円
・配当性向: 50%

※同社の中期経営計画の詳細を知りたい方は下記をご参照ください。
http://www.sra-hd.co.jp/Portals/0/ir/others/20150624.pdf



SRAホールディングスは、今から8か月後の2017年5月に2017年3月期本決算および2018年3月期業績予想を発表します。

2018年3月期業績予想が上記の中期経営計画の目標どおりであれば、EPS290.83円、配当性向50%となるため、年間配当金は145円になります。(※計算式: 290.83×50%=145.41)

現時点(2016年9月2日終値)のSRAホールディングスの株価は2,187円のため、8か月後の2018年3月期業績予想発表時の配当利回り(予想)は6.63%です。(※計算式: 145÷2,187×100%=6.63%)

配当利回り4.5%の水準にサヤ寄せする形で株価が上昇すると、株価は3,220円になります。
現時点(2016年9月2日終値)のSRAホールディングスの株価は2,187円のため、株価は8か月後に+47.2%上昇していることになります。

また、現時点でSRAホールディングスの株式を保有していると、今月9月末と来年3月末の配当金を受け取ることができます。年間配当金(予想)は85円のため、配当利回り(インカムゲイン)は3.9%です。




しかしながら、ここでひとつだけ重要な点があります。

それは、今から8か月後に発表される2018年3月期の業績予想が中期経営計画の数値どおりになるのかどうかです。

企業はしばしば公表済みの中期経営計画を事前に下方修正することがあります。
もし、上記の中期経営計画が事前に下方修正されてしまうと先取り投資は失敗に終わってしまいます。
これが先取り投資のリスクです。


けれども、SRAホールディングスについては中期経営計画の下方修正の可能性はほぼありえないといっても良いでしょう。

SRAホールディングスは3日前の8月30日に業績連動型有償ストック・オプションの発行を決議しました。

会社の長期的な業績拡大および企業価値の増大を目指すにあたり、会社で働く取締役および従業員の意欲・士気を向上させ、また経営参画に対する意識を高めることを目的に、取締役および従業員に対して有償にて新株予約権(有償ストック・オプション)が発行されるときがあります。

この有償ストック・オプションの中で、取締役および従業員が有償ストック・オプションを行使できる条件に業績目標を設定したものを、業績連動型有償ストック・オプションと呼びます。

先月30日にSRAホールディングスが発表した業績連動型有償ストック・オプションは中期経営計画連動型と書かれており、行使できる条件(※業績目標)は次のとおりです。

・2018年3月期(またはそれ以前の決算期)の経常利益50億円以上または当期純利益35億円以上

※同社の業績連動型有償ストック・オプションの詳細を知りたい方は下記をご参照ください。
http://www.sra-hd.co.jp/Portals/0/ir/others/20160830.pdf


上記の行使条件は、前述の中期経営計画の数値目標と同じものになっています。

中期経営計画連動型のストックオプションのため、当然同じ数値になりますよね。

同社に確認しましたが、中期経営計画達成に向けて全社一丸となるとのことで、今から8か月後に発表される2018年3月期の業績予想は、中期経営計画どおりの数値になるでしょう。




長くなりましたので、そろそろまとめに入ります。

SRAホールディングスが今から8か月後に発表する2018年3月期の業績予想は、中期経営計画の目標数値と同じものになるでしょう。

EPS290.83円、配当性向50%となるため、年間配当金は145円になり、現時点(2016年9月2日終値)のSRAホールディングスの株価は2,187円のため、8か月後の2018年3月期業績予想発表時の配当利回り(予想)は6.63%です。

配当利回り4.5%の水準にサヤ寄せする形で株価が上昇すると、株価は3,220円になります。
現時点(2016年9月2日終値)のSRAホールディングスの株価は2,187円のため、株価は8か月後に+47.2%上昇することになります。

また、現時点でSRAホールディングスの株式を保有していると、今月9月末と来年3月末に配当金を受け取ることができます。今期の年間配当金(予想)は85円のため、配当利回り(インカムゲイン)は3.9%です。

よって、8か月後には+51.1%の収益(※”キャピタルゲイン+47.2%”と”インカムゲイン3.9%”を足した合計)を得ることができると考えます。



以上、ローリスク・ミドルリターンの「高配当利回り株の先取り投資法」のご紹介でした。

小売チェーン株の低迷と地域プレミアム付き商品券

突然ですが、「地域プレミアム付き商品券」を覚えてますか。

昨年の夏、全国の都道府県および市町村で発行された「地域プレミアム付き商品券」です。
購入された方も多いのではないでしょうか。

この「地域プレミアム付き商品券」は、政府の緊急経済対策交付金を活用したもので、各自治体が交付金を原資にして、販売金額に一定の割り増し(=プレミアム)を付けた商品券です。


一般的な事例では、

・12,000円分の商品券を10,000円で発売。(=1冊)
・1世帯で5冊、または1人当たり5冊を限度に申し込みが可能。(先着順、抽選方式など)
・「地域プレミアム付き商品券」は、発行した自治体の中にある実店舗でのみ利用可能。
・利用開始日は7月~9月と自治体によってバラバラだが、8月以降から利用開始可能なものが多く、有効期限は2015年内が多い。(例えば、8月1日が利用開始日であれば、2015年12月末まで利用可能など)

「地域プレミアム付き商品券」を1冊10,000円で購入すると、実質的に2,000円分が無償(=プレミアム)で手に入ることとなり、家庭の購買力が増えます。5冊購入すると10,000円分のプレミアム。そして、発行した自治体で実店舗を構えている会社でのみ利用可能であることから、実店舗があるスーパー、ドラッグストア、家電量販店などが恩恵を受けます

そのため、昨年の8月から秋頃にかけて、実店舗があるスーパー、ドラッグストア、家電量販店などの業績が底上げされました。月次売上高にも好影響がありました。




・・・あれから1年が経ちました。

昨年は、「地域プレミアム付き商品券」によって売上高が底上げされたため、今年の小売チェーンの8月以降の月次売上高の前年対比のハードルは高くなります。
また、今年は残念ながら「地域プレミアム付き商品券」の発行はありません。


小売チェーンにとっては、まさに二重苦!!


そのような厳しい状況の中、すでに先行して8月度の月次売上高を発表済みのドラッグストアのクスリのアオキは、8月の既存店売上高+1.3%増を確保したにもかかわらず、7月の+4.6%増から鈍化したという理由で、月次売上高発表後の2日で株価は▲16.7%の急落。これはあまりにも厳しい仕打ち・・・


あさってから9月に突入します。

そして、9月上旬には、小売チェーン各社から8月度の月次売上高が続々と発表されますが、クスリのアオキの事例を目の当たりにした紅の鹿としては、今、ドラッグストア、家電量販店、スーパーなどの小売チェーン株を買おうという気持ちにはなれません。

リバウンド無しの小売・外食チェーン株

英EU離脱決定以後の日本株式市場を見ていると、
小売・外食チェーン株は、決算発表後に株価が下落するとリバウンドがほとんどないように感じています。
これまでよりも、リバウンドする銘柄数が圧倒的に少なくなってきているような気がします。

リバウンドなく株価がズルズルと下がり続ける状態。

増収増益決算を発表した会社も例外ではありません。

リバウンドがなければ、リバウンド狙いの買いやナンピン買いが報われることなく、さらに損失が増えていき非常に厳しい状況に置かれてしまいます。


紅の鹿が監視している小売・外食チェーンを中心とした銘柄群の中から代表的なものを挙げてみると、

・3397 トリドール
・3097 物語コーポレーション
・8179 ロイヤルホールディングス
・6082 ライドオン・エクスプレス
・3395 サンマルクホールディングス
・3175 エー・ピーカンパニー
・3048 ビックカメラ
・7419 ノジマ
・7618 PCデポ
・7453 良品計画
・9843 ニトリホールディングス
・7445 ライトオン
・3098 ココカラファイン
・3341 日本調剤
・3544 サツドラホールディングス
・3398 クスリのアオキ
・2674 ハードオフ
・2681 ゲオホールディングス
・2780 コメ兵
・2222 寿スピリッツ
・8279 ヤオコー
・8276 平和堂
・3222 USMH
・8278 フジ
・9974 ベルク
・8255 アクシアルリテイリング


上記の銘柄の日足チャートを見ていただければわかりますが、上記の銘柄はリバウンドがほとんどなく株価は右肩下がりに下落しています。

そのため、リバウンド狙いの買いまたはリバウンド期待のナンピン買いした人達は、現時点では失敗に終わっています。紅の鹿もそのうちのひとりです(泣)

この流れはいつまで続くのでしょうか・・・

モバイルテレシステムズ、10月配当を11.99ルーブルに引き上げ(5年連続増配)

モバイルテレシステムズが先日、2016年の1株当たり10月配当金を11.99ルーブルにすると発表しました。

これにより、2016年の年間配当金は26.00ルーブルになります。
(※2015年の年間配当金実績は25.17ルーブル)

よって、年間配当金の配当成長率は+3.3%です。

これで連続増配は5年となります。


mbt20160820




また、楽天証券ではロシアMCX上場のモバイルテレシステムズの株式を購入することができませんが、米国NYSE上場のモバイルテレシステムズの株式を購入することができます。

ロシアルーブル/米ドルの為替レートの影響を受けるため、米ドル建ての配当金は後日の確定となります。
なお、ロシアルーブル/米ドルの為替レートの影響を受けるため、米ドル建ての配当金は連続増配になっていません。

mbt20160820b




最後に、モバイルテレシステムズの配当利回り(予想)を算出しておきます。

前述したとおりモバイルテレシステムズの2016年の1株当たり年間配当金は26.00ルーブルです。

10月配当金は11.99ルーブルのため、ロシアルーブル/米ドルの為替レートが7月配当時点と同じ場合には、米ドル建ての1株当たり10月配当金は0.36668米ドルになります。
したがって、米ドル建ての1株あたり年間配当金は0.79514米ドルになります。

現時点(2016年8月19日終値)のNYSE上場のモバイルテレシステムズの株価は8.58ドルであるため、配当利回り(予想)は9.27%になります。
(※計算式: 0.79514米ドル÷8.58ドル=9.27%)

決算ダービーに関して

個人投資家ざわかみ氏が主催する第5回決算ダービーが残り一週間で終了します。
※詳細はこちら↓

http://blog.livedoor.jp/kessanderby/


紅の鹿はパートナーエージェントで出走しましたが、残り1週間を残した時点でパフォーマンス▲29.1%という大惨敗となっています。

ほんとうに情けない・・・

第5回決算ダービーはこのまま完走しますが、さすがに現在の状況を踏まえて次回のダービーには出走しないほうが良いと判断しました。

これからは見る側としては決算ダービーを楽しみたいと思っています。

スポンサードリンク
自己紹介
紅の鹿。個人投資家。
スタジオジブリの映画「紅の豚」をこよなく愛する。

2005年に株式投資を開始しました。
2013年11月23日にlivedoorブログ「紅の鹿の日記」を開設。

2014年4月11日~2015年4月10日の1年間、「下落相場に強く、好業績が見込める企業に投資する」(※具体的には、以下の投資基準の両方または片方に適合する企業に投資する)という投資方針に基づいて株式投資を行い、1年間のパフォーマンスが+100%超えを記録しました。
・投資基準1:「2014年4月11日の株価が2014年1月1日より上昇している」かつ「今期、過去最高益を見込んでいる」企業に投資する
・投資基準2:「日経平均株価が急落した2014年10月1日~16日までの期間に株価が上昇している」かつ「好業績が見込める」企業に投資する

2014年10月29日から信用取引を開始。
2015年4~5月には、FPG株への投資で失敗。信用取引を封印。

2015年5月22日にlivedoorブログ「紅の鹿投信」を立ち上げ。

2015年7月24日に信用取引を解禁して、地方の食品スーパー5社へ集中投資を行う。

2015年8月24日に、数日前に公募増資を発表していたノジマの株式を買い増しするために食品スーパー5社の株式を売却。8月26日にノジマの公募増資の中止が決定。

2015年10月1日にlivedoorブログ「紅の鹿投信」を「紅の鹿の日記」へ移管・統合。

2015年10月からファンダ個別株投資・ベアETFヘッジ法(※ファンダメンタルズ分析に基づいて個別株を購入したときに、個別株を購入した金額と同額のベアETFも購入する投資手法)を実行に移す。高配当利回り株投資法、決算跨ぎ空売り投資法、アノマリー投資法なども実行に移す。

2015年12月に億り人(=株式投資で1億円を稼いだ個人投資家)になる。

2016年1月から個別株ショート(空売り)の勉強および実践に注力する。

2016年2月下旬から外国株式の高配当利回り株投資(配当貴族投資など)を実行する。
2016年3月末から配当成長株投資を本格化。

2016年6月に配当成長株投資を中止。ファンダ個別株投資に再び資金を集中させる。
年始からの複数のしくじり投資により、2016年8月に資産が8,000万円まで落ち込む。

2016年11月、投資資産1億円に回復(※パートナーエージェント、ゲンキーのおかげ)。
2016年12月31日、株式投資資産額1.07億円。

2017年の投資方針は「優位性がある投資手法」。具体的には、時間軸は、短期ではなく、12か月以上の中長期。株式銘柄選別は、テーマ株ではなく、小売・外食・サービス株または増配が期待できる高配当利回り株。

2017年3月、株式投資資産額1.16億円。
2017年3月、東証2部新規上場初値買い投資法を実行する。
 ※当ブログはリンクフリーです。
 ※当ブログにはフィクションが含まれています。
 ※株式投資は自己責任でお願いします。

最新記事
記事検索
お気に入り株式投資ブログRSS
  • ライブドアブログ