紅の鹿の日記

金と女と自由と名声を手に入れられる飛行艇乗りになるための奮闘記です。「株式投資をしない鹿は、ただの鹿だ」

紅の鹿の優位性がある投資手法と絶対やってはいけない優位性がない投資手法

6回に渡って書いてきた「負けない投資と優位性がある投資手法」についてですが、今回の記事で最後となります。

まずはじめに、これまでの要点をおさらいしておきます。

・優位性がある投資手法の数を増やせば増やすほど負けない投資家になれる。
・個人投資家それぞれ優位性がある投資手法は異なる。
・時間軸がデイのロング、時間軸がデイのショート、時間軸が数日のロング、時間軸が数日のショート、時間軸が数週間~数か月のロング、時間軸が数週間~数か月のショート、時間軸が1年以上のロングなど、複数の優位性がある投資手法を揃えられたときに、より一層負けない投資家になれる。
・優位性がある投資手法を見つけるためには、面倒くさがらずに取引記録をつけなければならない。
・株の発注ボタンを押す前には必ず、「今回の注文は、〇〇〇投資法に基づいている。」と頭の中で思い浮かべるようにする。投資手法名称が思い浮かばないときは、発注ボタンを押さない。


株式市場は常に変わり続けていて、また株式市場に参入する投資家を取り巻く環境も変わり続けています。
そのため、これまで数年間に渡って優位性があった投資手法が、ある日を境に優位性を失ってしまうこともあるでしょう。

もしそのときに、優位性がある投資手法をひとつしか持っていなければ、株式市場で生き残っていくことは難しくなります。急に新しいやり方に変えたとしても上手くいかないのが常です。
しかしながら、優位性がある投資手法を複数持っていればどうでしょうか。


最後に参考のために、現時点の僕の優位性がある投資手法、絶対にやってはいけない優位性がない投資手法、優位性が不明の投資手法をまとめておきます。

〔優位性がある投資手法〕
yuui1

〔絶対にやってはいけない優位性がない投資手法〕
yuui2

〔優位性が不明の投資手法〕
 ・上記以外のすべての投資手法


優位性がある投資手法については、過去に当ブログ記事で取り上げたことがある投資手法が大半を占めています。これら11個の優位性がある投資手法は、買いまたは売り、時間軸はデイから超長期までと異なっています。そのときどきの相場の状況に合わせて条件を満たした銘柄が見つかったときに株式の売買を行います。

会社四季報を読みこんで新たな銘柄を見つける、いわゆる会社四季報投資法は個人投資家の間で一定の人気があると思いますが、僕にとっては優位性がないため、昨日発売された最新の会社四季報を買って読みこむことはしません。ネット証券の四季報で保有銘柄の内容を読む程度ですね。

また、絶対やってはいけない優位性がない投資手法について少し補足しておきますと、「1.値動き」とは、その名のとおり、相場の上がり下がり、値動きだけをみて株式を買ったり売ったりすることで、主に売買代金急増銘柄が対象になります。僕の場合は、利小損大(コツコツドカン)になるため厳禁です。
「3.日経レバレッジETF」は、相場に大きな影響を与えるイベントが発生したとき、または発生する直前に(例えば、英国のEU離脱是非を問う国民投票や米国の大統領選挙、日銀の金融政策決定会合など)、指数の値動きを予想して安易に利益を稼ごうと日経レバレッジETFを買うまたは売ることです。こちらも利小損大(コツコツドカン)になるため厳禁です。

優位性が不明の投資手法についてですが、取引記録の実績データが少ない、データがあっても五分五分であるなどの理由で、優位性があるのかそれともないのかがまだわからない投資手法がこちらに分類されます。
売買をしたあとに優位性がないと気づき、そのときにはすでに大きな損失を出していた、というようなことがないように、優位性が不明な投資手法に基づいて株式を売買するときは、ポジションサイズを小さくします。
取引を繰り返していくに、優位性がある投資手法になることもあれば、絶対やってはいけない優位性がない投資手法になることもあります。

以上で、合計7回に渡って書いてきた「負けない投資と優位性がある投資手法」についての記事は終わりです。

株式の注文時に投資手法名称を思い浮かべる

昨日の記事の続きになります。

手間暇をかけてノートに手書きする、またはExcel(表計算ソフト)に入力することが、優位性がある投資手法を見つけるために必要なことであると書きました。

それでは、具体的な取引記録のつけかたを簡単に紹介しておきます。

記録しておくべき主な項目は、次のとおりです。
・取引手法名称
・買い(ロング)または売り(ショート)
・実現損益
・株式保有日数(=決済日ー取引日)
・銘柄コードと銘柄名称
・取引日
・取引曜日
・株数
・平均取得単価
・投資金額(=株数×平均単価)
・決済日
・備考

この中で、取引手法名称については、自分が覚えやすい名前をつければ良いです。
株の発注ボタンを押すときに、すぐに頭に思い浮かぶ名前であればOK。

優待バリュー、新高値ブレイク、四季報先回り、特許情報、新技術、新商品、受注残、ストックビジネス、スマホアプリセールスランキング、25日移動平均線乖離率30%、板読みスキャルピング、月次売上、東証2部新規上場初値買い、決算進捗率、決算跨ぎ、公募増資、立会外分売、高配当、株主優待先回り・・・など。

株の発注ボタンを押す前には必ず、「今回の注文は、〇〇〇投資法に基づいている。」と頭の中で思い浮かべるようにしてください。そうすれば、無駄な発注を減らすことができ、しいては損失を減らすことにつながります。

大切なことなので繰り返し書きます。
株の発注ボタンを押す前には必ず、「今回の注文は、〇〇〇投資法に基づいている。」と頭の中で思い浮かべるようにしてください。
投資手法名称が思い浮かばないときは、発注ボタンを押してはいけません!

そして、面倒くさがらずにコツコツつけた取引記録は、数か月経ったころには宝の地図に変身します。
例えば、取引手法別に実現損益を集計すると、どの取引手法で利益がでたのか、またはどの取引手法で損失がでたのかが一目瞭然です。
また、株式保有日数からは時間軸がわかります。デイ、数日、数週間、数か月、1年以上。どの時間軸で利益がでたのか、損失が出たのか。

このように、取引記録を見直すことで新たな気づきが得られます。

自分に合った自分だけのオリジナルの優位性がある投資手法は、もう目の前に。

取引履歴と投資手法名称

昨晩の記事の続きです。

いつ、どのような投資手法に基づいて株式の売買をしたのか、そしてその結果、いくらの利益または損失となったのかを記録する。
それをひたすら欠かすことなく続けていくことによって、自分に合った自分だけのオリジナルの優位性がある投資手法を見つけることが可能になると書きました。

取引記録はノートに手書きする、Excel(表計算ソフト)に入力するなどどんなものでもかまいません。自分のやりやすい方法、続けやすいものがいいですね。
ちなみに僕はExcelに入力しています。

ところで、取引記録はログイン後の証券会社サイトの「取引履歴」項目をクリックすると見ることができる、さらにCVSデータとしてダウンロードもできるので、わざわざ時間をかけてノートに手書きしたり、Excelに入力する必要はないと考える人がいるかもしれせん。
マウスを数回クリックするだけで、過去3か月や過去1年の「取引履歴」がすべてわかる。簡単、早い、手間いらず。
ノートに手書きしたり、Excelに入力するのは時間の無駄である、と。

しかしながら、証券会社サイトの「取引履歴」には、重要な項目が抜け落ちています。

それは、投資手法名称です。
売買日、銘柄名、株数、買い(ロング)か売り(ショート)か、購入単価(株価)、損益の項目は「取引履歴」に記録されていますが、投資手法名称は記録されていません。

「取引履歴」を見ただけでは、”どの投資手法に基づいて株式の売買をした”のかがわかりません。
昨晩の記事の中で書きましたが、どの投資手法に基づいて株式を売買したのかがわからなければ、優位性がある投資手法を見つけ出すことができません。

直近1週間の取引であればまだ記憶が鮮明かもしれません。また、取引の回数が極端に少ない時期であればそこそこの期間は記憶に残っているかもしれません。それでも、過去3か月のすべての取引、過去6か月のすべての取引となってくると、すべての取引において投資手法名称を覚えておくことは不可能に近いでしょう。
(なお、この一連の記事には、「負けない投資家」になるためには複数の優位性がある投資手法を見つけなければならない、という前提があります。ひとつの投資手法のみを使って株式投資を行っているので、投資手法名称を記録する必要がないという人は論外です。)

よって、わざわざ手間暇をかけてノートに手書きする、またはExcel(表計算ソフト)に入力する必要があるのです。

記憶が薄れてしまう前に、取引記録をつけおえるようにしましょう。

優位性がある投資手法の見つけ方

昨日の記事の続きです。

個人投資家それぞれ優位性がある投資手法が異なるということを理解したうえで、自分だけのオリジナルの優位性がある投資手法を探し出さなければ、”負けない投資家”になることはできない。

そうであれば、どのようにしたら自分に合った自分だけのオリジナルの優位性がある投資手法が見つかるのでしょうか。


残念ながら、優位性がある投資手法を簡単に、短時間で見つけることはできません。
株式投資の経験が少ない場合はなおさらです。

何かを新しく始めたときに、例えば仕事やスポーツを始めてすぐに自分に合ったオリジナルな方法を見つけ出すことは難しいものです。

営業職に就いて営業の仕事を始めたときは、通常、前任者や先輩などに営業のやり方を教えてもらい、まずは教えてもらった方法で営業するものです。そして、それから日々営業の経験を積んでいく中で、ここはこうしたほうがよいのではないかと思いつき、少しずつ試行錯誤しながら自分に合ったオリジナルの営業手法を見つけ出していきます。営業の現場や顧客のことを知らない状況でオリジナルの営業手法を見つけ出すことは困難です。

野球を始めるときは、始めはグローブの持ち方、バットの振り方、ボールの投げ方、ボールの取り方などの基本を習います。そして、日々練習を積んで試合に出る中で、自分にあったオリジナルのバットの振り方やボールの投げ方を見つけ出していきます。

株式投資も同様です。
スキャルピング、デイトレ、スイング、バリュー投資、成長株投資、モメンタム投資、テクニカル投資、ファンダ投資などの投資手法を経験した後で、ようやくオリジナルの優位性がある投資手法を見つけ出すことができるのです。
(投資初心者の場合、売買をするときにどの投資手法を使っているのかをわかっていない、意識していない可能性が高いですのですが。)


優位性がある投資手法を見つけるためには、ひとつ大切なことがあります。
それは、株式を買うとき(または空売りする)ときに、「今回の取引は〇〇という投資手法に基づくものである」と認識して、取引記録をつけて、その取引から得られた利益(または損失)を記録しておくことです。

なぜならば、記録をつけておかなければ、自分に合った優位性がある投資手法を見つけ出すことができないからです。

例えば、Hさんは株式売買(取引)を3か月で30回行いました。
30回のトータルでは30万円の損失がでました。
この結果だけを見れば、Hさんは株式投資に向いていないと思うかもしれません。

その一方、Mさんは株式売買(取引)を3か月で40回行いました。
40回のトータルでは40万円の損失がでました。
Mさんはすべての取引の記録をつけていました。
その取引記録を詳細にみてみると、3か月でテクニカル分析に基づくデイトレを25回、テーマ株のモメンタム投資を9回、ファンダメンタルズ分析に基づくバリュー投資を6回行っていました。
投資手法別に集計するとデイトレで10万円の損失、モメンタム投資で60万円の損失、ファンダメンタルズ分析に基づくバリュー投資で30万円の利益となっていました。
この状況で、Mさんは株式投資に向いていないと思いますか。
今後、Mさんがデイトレとモメンタム投資をやめて、ファンダメンタルズ分析に基づくバリュー投資に専念することで利益を上げる確率は高くなるかもしれません。
そして、その後、実際にファンダメンタルズ分析に基づくバリュー投資を継続していくことで着実に利益を上げることができたのであれば、ファンダメンタルズ分析に基づくバリュー投資はMさんにとって優位性がある投資手法であるといえるのではないでしょうか。


優位性がある投資手法の見つけ方、もうおわかりですよね。

いつ、どのような投資手法に基づいて株式の売買をしたのか、そしてその結果、いくらの利益または損失となったのかを記録すること。
それをひたすら欠かすことなく続けていくことによって、自分に合った自分だけのオリジナルの優位性がある投資手法を見つけることが可能になります。

面倒くさがらずに取引記録をつけましょう。

パクリ投資に優位性はあるのか

前々回および前回の記事の続きです。

時間軸がデイのロング、時間軸がデイのショート、時間軸が数日のロング、時間軸が数日のショート、時間軸が数週間~数か月のロング、時間軸が数週間~数か月のショート、時間軸が1年以上のロングなど、複数の優位性がある投資手法を揃えられたときに、より一層負けない投資家になれる。

それでは次に、優位性がある投資手法についてもう少し掘り下げてみたいと思います。

数百年続く長い株式投資の歴史の中で、さまざまな投資手法が生み出されてきました。
スキャルピング、デイトレ、スイング、バリュー投資、成長株投資、モメンタム投資、テクニカル投資、ファンダ投資など。
もう少し細かな分類で個人投資家に馴染みの深いものを挙げると、優待バリュー投資、東証1部昇格先取り投資、新高値ブレイク投資、ストックビジネス投資、特許情報投資、月次売上投資、スマホアプリセールスランキング投資、パクリ投資など。

さて、これらの投資手法の中で、優位性がある投資手法とはいったいどれなのでしょうか。

ある人は、バリュー投資は優位性があるが成長株投資は優位性がないというでしょう。また、ある人は、ファンダ投資は優位性があるがテクニカル投資は優位性がないというでしょう。また別の人は、パクリ投資に優位性があるというかもしれません。
実は、これらはすべて正しいのです。

なぜなら、優位性がある投資手法は個人投資家ひとりひとり異なるからです。

投資手法を実行に移す個人投資家がどのような人物であるかによって、優位性がある投資手法が変わります。

個人投資家は性格、年齢、人生経験、投資資金量、兼業か専業か、投資可能期間、株式投資経験、興味があること、苦手なことなどがひとりひとり異なります。

そのため、個人投資家Aさんにとって優位性がある投資手法が、個人投資家Bさんにとっては優位性がない投資手法となってしまうことがありえるのです。

例えば、優待バリュー投資は個人投資家のみきまるさんには優位性がある投資手法ですが、個人投資家のテスタさんには優待バリュー投資は優位性がある投資手法とはいえません。
その一方、スキャルピングはテスタさんには優位性がある投資手法ですが、みきまるさんには優位性がある投資手法とはいえません。

また、個人投資家界隈では評判がよくないパクリ投資ですが、個人投資家X、Y、Zさんの保有株の中からある一定の条件を満たした銘柄をパクるとする。題して「XYZパクリ投資法」というものをFさんが見つけ出したとしましょう。
それを10回実行してトータルで利益がでた。さらにその後に10回実行してまたトータルで利益がでた。自信を深めて新たに10回実行してまたトータルで利益がでた。さらに10回実行してまたまたトータルで利益がでた。10回ごとの合計で確実に利益がでている。もちろん総計となる40回合計でも利益がでている。
この場合、「XYZパクリ投資法」はFさんにとっては優位性がある投資手法であるといえるのではないでしょうか。

以上のことから、個人投資家それぞれ優位性がある投資手法が異なるということを理解したうえで、自分だけのオリジナルの優位性がある投資手法を探し出さなければ”負けない投資家”になることはできないのです。

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自己紹介
紅の鹿。個人投資家。
スタジオジブリの映画「紅の豚」をこよなく愛する。
2005年に株式投資を開始。
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